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| 天然魚と養殖魚の違いって? | 天然酵母って? |
| 塩について | 食品添加物について. |
| 地のもの・旬のものを食べよう! | 醤油について |
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農薬は、第1次・2次世界大戦で毒ガスとして開発された物に由来しています。農薬が出来たことにより生産性が向上したり、農業従事者の肉体的負担が大幅に減ったと言う利益は大きいですが、その一方で環境中にまかれると分解しにくい、長期に残留する、食物連鎖により生体濃縮するリスクがあります。 厚生省が環境ホルモンの疑いがあるとした化学物質のうち半分近くを農薬が占め、それらは現在でも使用されています。 農業で使用される化学肥料は、植物に必要とされる栄養分を人工的に合成したもので、おもに窒素、リン酸、カリを中心に配合されています。 これらは効き目が早く作物の成長も早いのですが、土壌中の微生物が育ちにくく、よって、微生物が吐き出す粘液がないために土は固くなってしまいます。植物を徒長させて病害虫に弱くし、農薬が欠かせなくなるなどの問題もあります。 一方有機肥料で育った植物は微生物が吐き出す粘液によって土はやわらかくなり、根を伸びやすくしてくれます。肥料の効き目は遅いですが、ゆっくりと確実に細胞が育ち、やがて細胞は密になり、そこに栄養素がたくさん行き渡るので栄養価も高く、おいしさにもつながっています。 コラム一覧へ |
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いま日本で消費される小麦はほとんどがオーストラリアなどの海外からたくさんの手間とエネルギーをかけて運ばれて来る輸入小麦。さぬきうどんだって例外ではありません。輸入小麦には、ポストハーベストの心配があります。 ポストハーベスト(収穫後農薬)とは、外国で生産された農産物を日本に運ぶまでの長い間に病害・腐敗の発生を防ぐため、収穫した後の農産物などに防カビ剤や保存料などの化学薬品や農薬を直接ふりかけたり、作物を薬液の中に漬け込んだりすることを言います。 ポストハーベストが問題にされている理由は、残留農薬の量がひじょうに多いことです。収穫後に農薬を使うと、栽培中に使う場合より数倍〜数100倍もの濃度で農作物に残留し、水洗いや皮をむいても完全には除去することはできません。農作物だけでなくジャムやジュースは皮ごと使うものもあり、輸入果物が原料の加工品は、生で食べるより危険度は高くなります。 日本の自給率を高める上でも、安全性を考える上でもなるべく国産の物を選びたいですね。 コラム一覧へ |
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今の日本の漁業自給率は約60%。そしてそのうち19%が養殖漁業です。国産の天然物は全体の50%前後で、輸入でしかも養殖魚の占める割合は年々増加しています。 ぶりやマダイ、トラフグ、ヒラメ・・・と高級魚の多くが養殖魚になり、身近なものになってきています。養殖魚は天然魚とはまったく違う餌を食べ、違った環境で育つので当然栄養成分も違います。同じ種類の魚でも、別の魚であると考えるべきでしょう。 狭い生簀で、大量の魚を飼う養殖では病気が発生しやすく、予防や治療のために医薬品も大量に使われます。日本で養殖魚に使用されている抗生物質の量は年間約180トン(純末換算、2000年)です。 養殖で薬品を使うことには、安全性もさることながら環境を汚染するという問題もあります。もちろん抗生物質を使用せず良心的に経営を行う養殖業者もあり、一概に養殖魚が安全ではないとはいえませんが、広い海の中を元気に泳ぎ回って育った旬の魚は、より自然な季節の楽しみでもあります。 (参考文献 日本子孫基金「食品と暮らしの安全」) 抗生物質の区分別使用量 (純末換算:トン/年間)
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現在、市販されている多くのパンは、イーストが主流です。イーストには生イーストとドライイーストがあり、製パン用に選び出した単一の菌だけを砂糖・リン酸・チッソで化学培養したものです。つまり、生きた微生物とは言っても化学合成された物質が使われているのが現実です。 天然酵母は、空気中やあらゆる穀物・野菜・果実に存在する野生酵母をそのまま取り出して、小麦・もち米・芋などで自然培養したものです。世界中を見渡してみると、その国の風土に合った様々な天然酵母が使われています。たとえば、フランスのブドウ種、ロシアでは赤松の葉を使ったドロジー種、アメリカのサワー種、北欧のホップ種、中国の饅頭種、日本の酒種などなど。 戦後、生活の洋風化にともないイーストの強力な発酵力と生産性が後押しして、パン食は急速に普及しましたが、最近になって自然志向と安全性を求める声が高まり、天然酵母がしだいに見直されるようになりました。 イーストに比べると天然酵母は、時間や手間は掛かりますが、じっくりと醸し出す豊かな風味と香りには定評があり、パンの歯ごたえや味の深みがまるで違うのです。また、元種の種類、環境や天候、作る人や気の変化でパンの出来は微妙に変化します。焼きあがったその日の味、翌日、またその翌日と味が変わっていくのも、まさに生きている天然酵母パンの楽しみの一つです。 コラム一覧へ |
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平成9年から塩専売制度が廃止されるまで市場で売られていた塩、いわゆる食卓塩はイオン交換法によって科学的に精製されたもので、塩化ナトリウムの純度が99.5%と高く、口に含むとただ塩辛く、刺すような刺激を感じます。 当初は「工業用」として使うため、安価に大量生産出来るこの化学精塩は、工業の発達とともにたくさん作られるようになりました。しかし、人間が普通口にしている自然界の食物には、純度99.5%というものは有り得ません。工業用には適しているかもしれませんが、食用としては不向きです。 一方岩塩や天日塩、塩田塩、湖塩のような自然塩には、マグネシウム・カリウム・カルシウムなどのミネラルや、海水に含まれる特殊な酵素、ビタミンを豊富に含有しています。自然塩がクセのないにがみやまろやかさ、旨みがあるのはこの多種のミネラル分によるものです。 香川県にもかつて「さぬき三白」の一つとして、良質の塩田塩を産出していた広大な塩田がありました。しかし日本の工業化に伴い、効率の悪い塩田は潰され、瀬戸内海の海水の汚染も進み、今では小さな観光用の塩田が残るのみとなってしまいました。他県でも塩田はなくなり、世界の先進国の中でも数少ない、塩を自給出来ない国になっています。 生きていくためには欠かせない、大切な塩だからこそ、ミネラルバランスが取れた自然な塩を食卓に戻しましょう。(参考文献 いのちと塩 佐藤秀夫・佐藤稔著) コラム一覧へ |
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加工食品や輸入食品には腐らせないため、保存料、防腐剤、酸味料などが、また見栄え良くし、消費者が好むような味を付けるために着色料、香料、調味料などのたくさんの食品添加物が使われています。 添加物に安全性が不可欠であることは言うまでもありませんが、現在使用されている添加物には発ガン性や催奇形性などが疑われるものが多くあります。安全性の検査はされているものの、毒性が認められても少量であれば大丈夫と判断されているからです。しかし発ガンやアレルギーの影響量は個人差が大きいのでこのような試験結果だけでは不安があります。 2001年の食品添加物の需要量は約311万トン。赤ちゃんからお年よりまで人口1億3000万人で割ってみると一人当たり年間約24キロも食べていることになります。1984年の需要量は約60万8千トンで一人当たり年間約5キロなので、この間に食べる量は5倍にも増えています。 食品添加物は本来私たちの体に必要ないものです。食品添加物を大量に使う背景には安い食材で大量生産し大量に売ろうとする企業のもうけ主義が見え隠れしています。また安くて美味しい物をいつでもと言う少々身勝手な消費者によって支えられているのも事実。食品添加物についてもっと良く知ることは、本当のおいしさや健康を考えることにつながっています。(参考文献 日消連ホームページ) コラム一覧へ |
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自分が住んでいる地域で育てた農産物などを自分の地域で消費することを地産地消と言います。 海外など遠くの地域でとれた農産物はたくさんのエネルギーと時間を使って運んで来なくてはなりませんが、その土地で出来た物は新鮮で生産者と「顔の見える関係」を作ることも容易になります。 昔から身土不二といわれるように、その土地でとれたもの、その季節に自然にとれるものを中心に食べれば、暮らしている場所の気候・風土に適応し、季節の変化に体が容易に対応することが出来ます。 現代の日本では、一年中同じもの・世界中のあらゆるものを食べることが出来ます。季節外れの野菜も、熱帯の果物もごく当たり前に手に入るようになりましたが、こうした環境を無視した食べ物では、それぞれの季節ごとに必要な栄養が摂りにくく、体の大切な土台を作りにくいのです。 暮らしている土地でとれた旬のものは、新鮮で、栄養をたっぷり含み、安くて経済的で、輸送や生産のためのエネルギーの節約になります。 コラム一覧へ |
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現在の醤油は、その多くが大手メーカーが特許を取っている早期熟成が可能な醸造法によるもの。安価な脱脂大豆(大豆油を絞った後のしぼりかす)を原料とし、大型タンクでエネルギーと化学物質を使用し半年や一週間で作ることも可能です。 しかし澱粉質原料が少なく醤油本来の旨み・エキス分が少ないためブドウ糖、甘草エキス、コハク酸、乳酸、水飴、砂糖、防腐剤、カラメル色素などのたくさんの添加物を加え醤油の色や味を「作っている」のです。 また、醤油には遺伝子組み換え使用の表示義務がないため、大豆加工製品の中でも遺伝子組み換え大豆が混入している可能性の高い製品でもあります。 コラム一覧へ |
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これまでに日本で流通を認められた組み換え作物は大豆、トウモロコシ、ナタネ、ワタ、ジャガイモ、テンサイがありますが、「遺伝子組み換え不使用」の表示対象は、大豆とトウモロコシとジャガイモの3作物から作られる製品30品目のみとなっています。 大豆の約8割を消費している大豆油・醤油は義務表示の対象外で、トウモロコシから作るコーン油、加工食品によく含まれる水飴やデキストリン(原料がトウモロコシやジャガイモである可能性が高い)などの食品添加物も対象外。油を絞った後の脱脂大豆やトウモロコシの大半は家畜飼料ですが、これらも表示されません。 つまり輸入される大豆、トウモロコシ、ジャガイモのほとんどが表示されないままだということです。現在の表示制度というのは、輸入されている組み換え作物のほんのごく一部にのみ適用ということなのです。 「遺伝子組み換え不使用表示」の場合でも、遺伝子組み換えが5%という高い混入率でも「不使用」表示が出来てしまいます。ちなみに、EUは1%以上でも混入している場合は、「遺伝子組み換え食品」と義務表示させています。 世界中で一番遺伝子組み換え食品を食べているのは日本だという悪いうわさも聞こえてくる今、私達が遺伝子組み換え食品を避けるには、100%「有機」・「国産」表示を確認しておきたいものです。 コラム一覧へ |
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日本酒(清酒)造りに欠かせないのは、米と麹と水。そして世界でも類を見ないほど複雑で、巧妙な日本酒の醸造技術とその管理技術を継承してきた杜氏(とうじ)を頭とする蔵人と呼ばれる技術者達です。 しかし現在は、食品添加物や香料・アルコールなどを加えて清酒風の色や香り、味を付けている日本酒が、安価に作れるために市場にたくさん販売されています。 一方、同じ「清酒」でも純米酒は名の通り米と米麹だけを原料に用いたもので、アルコールや糖類などは一切使用せず、伝統製法を重視して作られます。よって米のうまみが生かされた、コクのある味わいが楽しめます。また蔵元によって、様々な味の個性があります。 コラム一覧へ |
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マクロとは大きい・長いという意味。ビオは生命のこと。ティックは術・学をあらわします。つまり「長く思いっきり生きるための理論と方法」ということ。マクロビオティックは、自分の生命のみならず、社会や環境や他の生命も含めて、大きな視野で見ていこうとする考え方です。 マクロビオティックの実践の基本は食です。動物性のもの、特に肉はあまり食べず、無農薬・自然農法の穀物や野菜を中心とした食事をとります。野菜は原則として、その土地・その季節にとれるものを食べるようにします。 肉の食べすぎと成人病との関係は、アメリカではかなり早くから指摘されていました。これは個人にとっての影響。けれど、もう少し大きな視野をもって見ると、もし畜肉動物に食べさせるだけの穀物を人間が食べれば、地球上で今数倍の人口が養えると試算する人もいます。つまり飢餓の問題に一つの解決への方向が示せるのです。 マクロビオティックの実践によって、個人レベルでは健康に、全体レベルでは地球環境の改善に大きく役立つことになります。地球を癒すことが、自分自身を癒すことになるのです。(参考文献 マクロビオティックガイドブック 日本CI協会・生食協会著) コラム一覧へ |
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コンビニやテイクアウト食品など、簡単便利だけれど、それがどのような過程を経て私たちの口へ運ばれてくるのか、分かりにくくなっている食べ物が増えています。 日本全国どころか、世界的に味の均質化が進み、季節や風土に応じた、伝統的な食材や料理は影をひそめつつあります。 スローフード運動は、そういった土地ごとの食文化が失われつつあることに危機感を抱いた人たちがはじめた、イタリアを発祥地とするもの。 単純にファストフードの反対運動というのではなく、消えつつある郷土料理や質の高い食品を守りつつ、それらを作る競争力を持たない小生産者を守り、子供達を含め、消費者全体に味の教育を進めていくことを目的にしています。 合理的に、効率よく、物事を進めることが求められる今の競争社会において、忙しさにかまけ、ゆっくりと手間をかけた食事をとることもままならない生活では、体に必要な栄養だけでなく、食卓のコミュニケーションも不足しがちです。 生活習慣病と呼ばれる、肥満や糖尿病や高血圧、高脂血症などには、ゆがんだ食生活が関係していることは、誰もが気付いていることです。ふだん自分が口にしている食はもちろんのこと、ファーストな生活になりがちな毎日を、じっくり見つめなおすことが、スローフーダーとしての第一歩なのかも知れません。 コラム一覧へ |
有用微生物群。古くから食品加工に使われ、安全性が確認された微生物を天然の糖蜜で複合培養した液体のことです。 EMの中には、百数十種類の働きの異なる微生物が入っています。主な微生物として食品に使われるのと同じ仲間の乳酸菌、酵母菌をはじめ光合成細菌、放線菌、糸状菌などがあります。このEMを土に入れることにより、土の持つ力を十分に発揮させ、植物が健全に育つ環境を作り出します。 その他、家庭の生ごみ処理や悪臭の緩和などにも使用することが出来ます。 コラム一覧へ |
日本の家には今大きく分けて3つの問題があります。 1.リユース・リサイクルが難しく燃やしても埋めても有害物質が出る。 2.外国産材の多用で他国の森林を傷め、国産材の需要低下で日本の山は荒廃している。 3.人の身体と心をむしばむシックハウス症候群にかかる人が増えている。 1世代のうちに何度も住み替え、建て替えするのが日本の住宅事情。その度に膨大な資源を使って建築し、すぐに取り壊して大量の産業廃棄物を出しています。 先進国の平均建て替え年数はアメリカで96年、イギリスで141年。これに比べると日本はわずか30年と極端に短いことが分かります。多くの家が「使い捨て住宅」になっているのです。このような日本の住宅はまさに資源の浪費であり、使い捨て社会の象徴ともいえます。 価格や美観、付加機能も大切ですが、化学物質を避ける・出さないコスト負担と長く住める家づくりを考えることが今求められています。 (参考文献 環境会議) コラム一覧へ |
桐は古来から日本人の生活の中に活かされてきました。桐は水を通さず、比重が軽く、また加工が容易で精密な加工にむいているなどの長所があり、箪笥(たんす)や下駄・茶道具などの様々な日用品をはじめ、貴重品や宝物を保存するための保存箱にと幅広く利用されてきました。 桐材は大変腐食に強く、品質の良いものなら150年以上は使うことが出来、古くなっても削り直すことによって綺麗に蘇らせることも可能です。桐は木の中でも成長が大変早いため(樹齢20年程で使用出来る)、再生産も比較的容易です。 しかし今日では再生困難といわれる熱帯雨林を伐採したラワン等の南洋材が大半を占め、安く売られ、短期間で消費する生活が当たり前となり、日本人の生活から桐製品は姿を消しつつあります。 コラム一覧へ |
木製家具には、合板で作られたものや木材チップボードで作られたものがあり、いずれも安価に購入出来るものがたくさんあります。合板はベニアとも呼ばれ、東南アジアや熱帯地方のラワンなどの木材が用いられています。 フィリピン、インドネシア、マレーシア、パプアニューギニア、ソロモン諸島などの地域では、各地で急激な伐採により森林破壊がおこり、自然生態系や現地の住民の生活に大きな悪影響を与えました。熱帯の森林を支えている土壌は浅く、慎重な利用をしないと熱帯林の再生は難しくなります。ラワン材そのものも、すでにフィリピンでは枯渇しています。また合板製造の際に使用される接着剤に含まれるホルムアルデヒド、塗料に含まれるトルエンなどの化学物質が室内汚染物質として問題になっています。 チップボードは、木材をいったんチップ状にバラバラにした後、接着剤でつけて作られる板。植林された早生樹種や廃木材、製材過程から出た木くずなど、どんな木からも作れるので資源的には問題が少ないのですが、製造に必ず接着剤を使うため、こちらもまたホルムアルデヒドによる室内汚染が問題になっています。 (グリーンコンシューマーになる買い物ガイド 小学館 より) コラム一覧へ |
現在世界中で使われている人工化学物質は1000万種類以上、日常的な暮らしのなかで使われている化学物質は7万種類を超え、その上毎年増え続けています。 私たちは生活の中でたくさんの化学物質に取り囲まれています。大気や水、化学添加物の入った食べ物、その他身の周りの様々な物から体内に取り込まれています。 私たちの体は化学物質に大量に接触し続けると、体内の解毒機構や自律神経、免疫機構をフル回転させてその環境に適応しようとします。しかし化学物質の総負荷量がその人の適応能力を超えてしまうと今度はわずかな量でも体が様々な拒否反応を示すようになってしまいます。こういった症状を化学物質過敏症と言います。シックハウスやシックビルディングなども化学物質過敏症の一種です。 この病気は更年期障害や神経症、心身症などと症状が似ているため病院でもなかなかそれとは診断されにくく、また本人の知らないうちに起きて、原因物質について全く自覚の無いことが多いのです。 現在日本では軽症の人を含めると10人に1人は化学物質過敏症ではないかと言われています。 コラム一覧へ |
落としても割れない、軽いなどの理由から子供の食器にプラスチックを選ぶことが多いですね。しかし、環境ホルモンやダイオキシンの問題からプラスチックの安全性が疑われてきた今、手始めに食器から見直してみませんか。せっかく作ったおいしい料理も、不安な食器に盛りつけたのでは台無し。食器に使われるプラスチックは、主に次のようなものが使われています。 ●メラミン樹脂・・・彩色などもでき、かわいらしく仕上がるため子供の食器に使われがち。しかし、発ガン性のあるホルムアルデヒドが溶け出すことが問題になっています。 ●ポリカーボネート・・・環境ホルモン作用が指摘されているビスフェノールAが溶け出すため大問題になりましたが、今だにほ乳ビン、給食用食器に多く使用されています。 プラスチックとガラス・陶磁器など昔ながらの材質で決定的に違うのは、溶け出す化学物質の量。ガラス、陶磁器などは製造の過程で大変高温で処理されるので、素材の持つ化学物質が溶けだしにくいのですが、プラスチックはそれ程の高温で処理されていないからです。 (参考文献 日本子孫基金「食と暮らしの安全」) コラム一覧へ |
コンビニやテイクアウト食品など、簡単便利だけれど、それがどのような過程を経て私たちの口へ運ばれてくるのか、分かりにくくなっている食べ物が増えています。 日本全国どころか、世界的に味の均質化が進み、季節や風土に応じた、伝統的な食材や料理は影をひそめつつあります。 スローフード運動は、そういった土地ごとの食文化が失われつつあることに危機感を抱いた人たちがはじめた、イタリアを発祥地とするもの。 単純にファストフードの反対運動というのではなく、消えつつある郷土料理や質の高い食品を守りつつ、それらを作る競争力を持たない小生産者を守り、子供達を含め、消費者全体に味の教育を進めていくことを目的にしています。 合理的に、効率よく、物事を進めることが求められる今の競争社会において、忙しさにかまけ、ゆっくりと手間をかけた食事をとることもままならない生活では、体に必要な栄養だけでなく、食卓のコミュニケーションも不足しがちです。 生活習慣病と呼ばれる、肥満や糖尿病や高血圧、高脂血症などには、ゆがんだ食生活が関係していることは、誰もが気付いていることです。ふだん自分が口にしている食はもちろんのこと、ファーストな生活になりがちな毎日を、じっくり見つめなおすことが、スローフーダーとしての第一歩なのかも知れません。 コラム一覧へ |
ドライクリーニングとは、衣服についている油脂性の汚れを、水を使わないで有機塩素系の溶剤で油脂を溶かすことによって取り去ろうとする方法です。水洗いで落とすのはウエットクリーニングと言います。 ドライクリーニングに使われる溶剤は、大気汚染や地下水汚染の原因となっており、この残留溶剤のついたズボンをはいて化学やけどを負ったり、皮膚障害を起こすなどの人体被害が国民生活センターに寄せられています。 衣類についているドライマークは、水洗いも出来る様な綿、麻、ポリエステル、アクリルなどにも表示があり、どんな基準でつけられているのかはちょっと疑問。とりあえず何でもクリーニングへ・・・では、環境だけでなく懐具合にも負担がかかります。上等なウール素材の背広やカシミアコートなどは洗う程質が落ちてしまうので、外出後のブラシかけや、汗をかいた所に水をスプレーしタオルで挟むようにして水気を取り、風通しのよい所に吊るしておくなどこまめなお手入れで洗濯回数を減らしましょう。 また、衣類を選ぶときに素材をチェックし、出来るだけ家庭で水洗い出来るような素材を選ぶのも大事なポイントの一つです。 (参考文献 「エコエコハンドブック」ゆうエージェンシー、「くらしの危険」国民生活センター) コラム一覧へ |
竹を800〜1200度の窯の中でいぶし炭化させたものが竹炭。昔から日本人にとって身近な竹炭には、汚れや匂いの元を吸着・分解したり、不純物や有害物質を取り除いて空気を浄化したり、湿気を取ったりと、健康で快適な暮らしに役立つ働きがあります。 竹炭は樫(かし)の木から作られる備長炭などの木炭に比べると、吸着力は約10倍、細胞の機能を高めるなどの働きをもつカリウムは約30〜200倍含まれ、ミネラル分も豊富。 カビや結露の発生を防ぐなどの住宅用調湿材としても優れ、シックハウス症候群の原因となる有害物質や、発ガン性があると言われるトリハロメタンを取り除く効果も高いと言われています。竹炭作りの副産物として採取される竹酢液には、抗酸化作用も期待されています。 コラム一覧へ |
肌の弱い人や赤ちゃんにも安心で、洗濯機も汚しません! 用意するもの 備長炭、ゴムひも、かまぼこ板、天然塩(小さじ1〜2杯)、古い靴下 よく水洗いした備長炭とかまぼこ板を、靴下の奥までしっかり入れ、ゴムひもで口をしっかり結び、余った靴下の布をひっくり返してもう一度包み、端を結びます。 あとは、洗濯機に沈まないよう浮かべ、塩を入れて回すだけ。脱水まで入れたままでもOKです。(60リットルの洗濯機では3〜4本用意)やわらかく仕上げたいときは酢を大さじ1杯いれましょう。 (「楽して徳して楽しく暮らそう1」牧野裕子著 より) コラム一覧へ |
石油などの化石燃料をプラスチックのおもちゃにするには木からおもちゃを作るより何十倍ものエネルギーが必要です。木のおもちゃは値段は高めですが、壊れたり部品が無くなったりしても修理したり無くしたものだけ買い足しも出来るので長期間使えます。使えなくなって捨てる時も自然と土に還ります。 プラスチックおもちゃの中には塩ビで出来たものがあります。塩ビ製品は重金属のほか安定剤・酸化防止剤などの化学物質も添加され、焼却する時だけでなく製造する時にもダイオキシンを発生させます。 特に柔らかい塩ビ製おもちゃには様々な添加剤の他にやわらかさや弾力をだすために「可塑剤」が含まれています。この可塑剤の中でも最も多く使われているフタル酸エステル類(DEHP)は、動物実験でも肝臓や腎臓への毒性や精巣への毒性があることが分かっています。このような化学物質は揮発したり、なめたりかんだり吸ったりすることにより溶け出しやすくなります。 こうしたことから、世界20ヶ国以上で国が塩ビのおもちゃに規制を作ったり警告を出したりしています。日本では厚労省が2001年に乳幼児が口に含む種類のおもちゃではDEHPとフタル酸ジイソニイル(DINP)の2種類の可塑剤のみを禁止しましたが、これでは代わりの可塑剤として他の物質の使用が増えることが予想され、塩ビおもちゃの危険性を回避するには不十分です。実際日本のメーカーの中には、フタル酸類の代わりに環境ホルモンの疑いのあるアジピン酸等を使用し、「安全宣言」しているケースもあります。 子どもの健康に関わる問題だけに、予防原則に立って塩ビそのものを使用禁止とすることが望まれます。 (参考文献 消費者団体・専門団体ニュース) コラム一覧へ |
いま、先進国の衣料品生産の中心が低コストの途上国に移転しています。日本でも安い衣料品が大量に輸入されるようになって、価格面での競争を強いられた大手のアパレル・メーカーや小売店が生産を輸入するケースが増えています。すでに日本の衣料品の55%が海外、その中の80%以上は人件費が日本よりはるかに安い中国やタイ、ベトナムなどのアジア諸国で生産されています。 各企業は、生産コストを少しでも低くしようと激しい競争をするあまり、途上国の衣料産業の労働者に過酷な労働条件を押しつけています。 ●安すぎる賃金 途上国の多くにある大企業の衣料品工場では週に1日の休みもなく外出も許されず工場に閉じこめられるようにして働いている女性達が少なくありません。2000年11月バングラデシュでは、輸出用衣料品の工場で火災が起き47人が死亡しました。労働者を拘束するため門に鍵がかけられていたのが被害を広げた原因と見られています。 ●不法に働かされる子供達 インドでは、何百万人もの子供達が手工芸品の工場で働かされています。コスト削減のために低賃金の子供を働かせる産業側と、貧困ゆえに子供を働かせざるを得ない親達が、子供達を不法就労に追い立てるのです。教育を受けられないまま成長する子供達は、大人になってもずっと低賃金の労働に甘んじなければならず、いつまでも貧困から抜け出せません。 ●環境汚染 環境汚染についての規制が緩い途上国では、EUではすでに使用禁止となっている危険な染料が使われたり、工場廃水が未処理のまま河川に流されたりして、生産者の人々や現地の環境を害しています。 劣悪な労働条件や体罰、懲罰などの搾取的な衣料品生産の現場は「スウェットショップ(搾取工場)」と呼ばれ、途上国では有名ブランドの下請け工場でも次々と悲惨な事例が報告されています。(グローバル・ヴィレッジパンフレットより) コラム一覧へ |
人体に危険な化学薬品を含んだ清掃用品、殺虫剤、ペットのノミ除け用品、化粧品、スキンケア用品・・・こうしたものの市販品の中にはアトピーなどアレルギーの原因になるものも少なくありません。これらはエッセンシャルオイルやハーブその他自然の素材を使って簡単に作ることが出来ます。わざわざ人や環境に危険なものを買わなくても、作れば経済的でなおかつ保存料を含まない、原料から選べるという利点を持っています。 ハーブや植物から抽出される精油(香りのもととなるオイル)の主な効能 殺菌・消毒効果 ティートリー、ペパーミントなど消毒スプレーなどに利用 消臭効果 ユーカリ、レモン、ペパーミントなどに含まれトイレの臭い消しなどに利用 防虫効果 ユーカリ、シトロネラ、ラベンダーなど虫除けスプレーに利用 保湿作用 カモミール、サンダルウッド、ゼラニウムなどモイスチャークリームに利用 細胞修復作用 ネロリ、フランキンセンス、ラベンダーなどナイトクリームなどに利用 他にもたくさんの効能があります。しかも香りによってリラックス、リフレッシュする効果も同時にあります。植物の力を借りて昔の人はお掃除、洗濯、スキンケアなどに使っていました。 日常生活で頻繁に使うものこそ安全で気持ちのいいものを望むべきだと思います。ただ小さなお子さん、妊婦さんは専門家に相談の上使用する、直接皮膚につけない、少量利用する、なるべくオーガニックの精油を利用する、などのことを守る必要があります。 コラム一覧へ |
町を歩くと、「茶髪」の人をよく見かけます。時には茶髪を通り越して「金髪」や原色カラーの派手な頭髪をした人も。 最近になって、市販のヘアカラーには、発ガン性も報告されている「パラフェニレンジアミン」をはじめ、環境ホルモン作用もあることが北里研究所の実験・調査から確認されています。実験では市販されている3社のカラーリング剤を使用していますが、ブラシにつける濃度の千億分の1でも全てが環境ホルモン作用(乳ガン細胞増殖作用)がみられました。 ヘアカラーに含まれるフェノール系の成分が体内に入ると、“疑似女性ホルモン”として働くため、排卵不順を起こし、不妊となる可能性があります。また毒性物質を体内に摂取する事で、胎児がお腹にいるときは胎児に影響が出る可能性もあるというショッキングな結果も。 しかも、使用していて万一健康障害がおこっても、使用説明書には、「危険性の記述」という最低限の企業の義務は果たしていますから、消費者の自己責任ということになります。 どうしても使いたい人は、有害性をきちんと認識し、必要最小限にとどめ、パーマとヘアカラーは同時にしない、病中病後は避ける、妊娠中は絶対にしない、などを気を付けて。白髪染めの人には、植物100%の「へナ」がおすすめです。 (参考文献 「週間金曜日」・日本子孫基金「食と暮らしの安全」) コラム一覧へ |
小麦色の肌に洗いざらしの白いTシャツ――。コットンの心地よさは、よくこんな表現をされます。でも、ちょっと待ってください。コットンの栽培・製造過程をご存知ですか。 まず、コットンの種は防虫剤といっしょに保存され、栽培においては除草剤、虫を駆除するために殺虫剤、育成のために化学肥料が使われています。米国環境保護局によれば、アメリカで使用されている殺虫剤のうち約25%がコットン栽培に使用されているそうです。 刈り取り時には、枯葉剤を空中散布し人工的に葉や茎を枯らせています。さらに糸や生地にする時には化学糊で糸切れを防ぎ、染色はコットンの油分を取り除いて漂白後に化学染料で行い、仕上げには防縮加工剤、柔軟仕上げ剤などが使用されています。 化学薬剤のおかげでコットン生産の能率や効率は上がりましたが、そこから生まれる心地よさには、正直「?」を感じてしまうのではないでしょうか。 そこで近年注目されているのが、オーガニックコットン。オーガニックコットンの栽培には有機肥料が使われ、雑草は機械や人の手で引き抜き、害虫駆除にはテントウムシなどの昆虫を利用します。 そして茎や葉が自然に枯れてからやっと刈り取り。紡績や加工での糸切れ防止は機械のスピードを半分に落として対応します。その他化学薬剤のかわりに小麦粉や蜜ろう、菜種油、果汁などを使っています。いわば植物が本来もつ成長する力、自然の力によって生まれるのがオーガニックコットンなのです。(メイド・イン・アース 前田剛) コラム一覧へ |
開発途上国で生産された製品を公正な価格で取引し、現地の生産者の収入を保証しようとする交易をフェアトレードと言います。 世界にある多くの問題の根元には、貧困の問題があります。そのような経済格差から生まれる問題を解決するための手段として、大きな役割を果たすのがフェアトレードです。 フェアトレードの目的の一つは、農薬や化学肥料、危険な染料などを使わずに製品をつくってもらうことで、環境問題を解決することです。そしてもうひとつは、現地のひとたちの低賃金・重労働をやめ、生産者も業者も、製品を買う消費者もフィフティ・フィフティで、お互いにパートナーとして対等につきあっていくことです。そして、そうすることで、環境問題をはじめ色々な問題意識を、生産者にも消費者にも持ってもらうことなのです。 コラム一覧へ |
今サッカーブーム。子供達も大好きなスポーツの一つですね。そのサッカーに使われるサッカーボールは、そのほとんどが開発途上国で作られています。 上質のサッカーボールはすべて手縫いで、ほとんどはパキスタンやインドをはじめとする途上国で作られています。生産者の人々の多くは家内労働で、劣悪な環境のもとに低賃金で働いています。 貧しい家庭では、家計を助けるため子供達も、教育も受けることなく、サッカーボールを縫わざるを得ません。国際労働機構ILOがパキスタンで行った調査によれば、同国でサッカーボール製造の針子として働く子供は、1万5千人以上と見られています。 こうした児童労働や労働搾取の現状を変えようと、グローバル・ヴィレッジはフェアトレード・サッカーボールの輸入・販売を始めました。フェアトレード・サッカーボールとは、子供が働かずに済むよう、大人の生産者に正当な賃金を支払い、労働環境や福利厚生に配慮して作られたサッカーボールです。 フェアトレードサッカーボール 各\5.500 ブルー・レッドの2色あります。 問い合わせ先 フェアトレードカンパニー株式会社 TEL 03−5731−6671 http://www.peopletree.co.jp/ コラム一覧へ |
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